新しい! Surface Studio

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Surface Studio

森博嗣の『小説家という職業』という本の中に

デビュー以来、すべての仕事を通して、僕が最も意識していることは「新しさ」である。新しさを生み出すこと、新しさを見せること、それが創作者の使命である。

という森博嗣が作家として意識していること、目指していることが書かれた箇所があります。

私がこの「新しさ」でまず思い浮かぶのはソニーの初代のウォークマンであり、Appleの初代のiMacです。

特にWebとデザインの学校に行きだし、デザイナーという職業になってからも、Appleはいつも私に「新しさ」を提供し続けてくれました。

初代からのiMac、iBook、iPod、iPhone、Power Mac G5/Mac Pro、 Macbook Pro(ユニボディ)と次はどんな新しいものを出してくれるんだろうと、新製品の発表会前からいつもワクワクしながらAppleの情報系のウェブサイトをまわって情報を収集しながら楽しみに待っていたものです。しかしそれも3、4年前までで、最近はその期待感もかなり薄れていました。

そして今朝(10月27日)Twitterのトレンドをみていると、Surface Studioというものがリストにあるではないですか。

Microsoftの発表会があるのは知っていましたがあまり期待もせずプロモーションビデオをみてみると…

新しい!欲しい!

あのAppleの製品に感じていた「新しさ」がそこにあったのです。

 

特にあの画面に置いてクルクル回転させるステレオのボリュームコントローラーのようなもの!新しい!

久しぶりに、Windowsに乗り換えててもいいかもしれないと思いました。

価格も3000ドルですからiMacの上位版を少しカスタマイズするとほとんど変わらない。と、思っていましたが、
これは1TB/Intel Core i5で、2TB/Intel Core i7だと4,199ドル!やはり価格は高いですね。

それでもこうやって新しさを感じるものが世の中に出てくることはその時代に生きているひとつの醍醐味かもしれません。同じものばかり、似たり寄ったりのものばかりだと面白くないですからね。

このSurface Studio、買う買わないはまだなんともいえませんが、私も提供する側で、このような「新しさ」を感じるものを世に出していきたいと強く思います。

そして実はもう一つ……

ワコムの Wacom MobileStudio Pro もMacを置き換えることの出来る選択肢の1つになるんじゃないかと思っています。あくまでも私のMac環境ですが。

 

10月5日に発表されたにも関わらず、値段はまだ発表されていないところが戦略的というか、Microsoft、Appleの新製品の様子をうかがっているのじゃないかなと勘ぐってしまいます。

もしこのMicrosoftの発表と10月28日(日本時間)のAppleの発表を踏まえて、ワコムが頑張った価格を出してきたら私の心はかなり動きそうです。

しかしこうやって考えているときが一番楽しいですね。