※ ブログからの転載です。
一昨日、昨日と東京へ出張に行っていました。
岡山に戻ってきたのが昨年のこの時期ですので丁度1年ぶりの東京となります。東京を離れる時には1年後ぐらいにここにまた来るのかな、来れたらいいなとぼんやりと思っていたのですが、その思いが叶ったことになります。
当日は新幹線で岡山駅から品川駅まで行き、新宿方面に向かうために山手線に乗りました。
その車内の人混みの中で僕は今まで味わったことのない感覚に陥ります。
車内から見える見覚えのある風景、人混みの喧騒とその雰囲気、冬も近いこの時期に空調設備から出てくる涼しい風、線路を踏んで電車が進む音と車内のアナウンス、そしてデジタルサイネージに映る無音のCM。
それは昨日も以前と同様に東京で普通に暮らしていたかのような感覚と、以前とはまるっきり逆の仕事中人混みに出会うことなど無く普段は電車よりも自動車での移動の方が殆どになってしまった毎日だからか、以前は特に珍しいものでもなかった車内が少しだけ新鮮に感じる感覚。
それらのものが入り乱れて陥った感覚は、僕の貧弱なボキャブラリーで表現するなら
2014年の11月から「1年後の東京にタイムスリップした」
ような感じ。
そんな感覚に自分自身驚いている中、お客様の事務所に着くと、1年前よりも社員の数がかなり増えていることにさらに輪をかけて驚かされ「1年後の東京にタイムスリップした」感覚の一部、以前とのギャップは強まります。
着実に1年経ってかわっている現実に直面して今度はお客様とお話しすると、お客様自身は前回お会いしたのが1年前だとは思えなくらいおかわりない。
かわってないようで着実にかわっている。でもかわっていないようなそんな感覚。
なんとも不思議な感覚の中で、そのお客様と新しいお客様方とで打ち合わせをし、夜はお客様の社員の方々と飲んでそれはとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
翌日は昨日とは違うお客様のところに午前中にお伺いして、午後は神奈川のとある場所に視察に行き、新幹線で新横浜から岡山に戻るという日程だったのですが、時間と場所の感覚が麻痺したような感覚と新しいお客様にお会いして、広がりを感じるとても印象深い出張でした。